JUST RIGHT SCALEちょうどいい規模

生産設備を依頼する場合、技術力やコストが重要視されますが依頼先のキャパシティについても十分な検討が必要になると思います。
設備を導入した後にさらに生産が増えてリピート機を増設しようとしたら発注先が忙しくて断られたり、導入した装置の不具合や改造を依頼しても繁忙期でなかなか対応してもらえないようなことが起きると困ります。一方、大手の設備メーカはその点では安心ですが間接コストが増えるためコスト高になってしまいます。それが、当社くらいの規模がちょうどいいと言っていただく理由のようです。

設計力

専用機メーカのキャパは設計者数によって大部分が決定します。当社は60名近い設計社員に加え専属パートナー網でパワフルに設計をこなしています。設計者が少ないと、その設計期間中まったく他のことができない状況が発生します。設計者が十分だと早く終わったところから次の案件にかかることができます。設計者が多いので、いろんな設計者がいろんな経験を積んできています。そのため「なんでも、やってますね~」という感想をいただくほどいろんな装置に対応しています。この経験を新しい工程でのアイデアだしや失敗しない設計につなげているのが当社の特徴です。

設備・施設

設計した装置を作るための設備・施設についても、工場広さ、加工設備、検査設備、電源設備、クリーンルーム、ドライルームと必要なものは揃っています。工場は、装置の組立て場所だけで2300㎡以上ありますので50mを超えるラインも連続で試運転できます。お客様の装置毎にパーテーションでエリア分けして守秘のほうも気を配っています。加工設備は、マシニング8台・旋盤4台・フライス3台・ワイヤー放電2台・平面研削2台・ラッピング・ポリッシング2台の他多数を揃え、装置の性能を左右する重要部品は社内で製作し品質の向上を図っています。検査設備としても加工専門業者様以上に力を入れて、レーザ干渉計・門型三次元測定機・アーム型三次元測定機、アーム型非接触測定器、恒温精密測定室など万全の態勢をとっています。

電源設備は100~440V100Aの発電設備を用意し、あらゆる装置の試運転が可能です。クリーンルーム・ドライルームではクリーン度の高い工程検証やリチウムイオン電池など湿度を嫌う二次電池の工程検証などに対応しています。設備や施設が不足することでお客様の期待に副えないことは避けたいと考えています。一方、過剰な装備がコストに上乗せされるようでもお客様のメリットにはならないとも考えています。当社の設備・施設で不足する場合には協力会社ネットワークに工場スペース12300㎡、加工品生産18倍のキャパがありますし、非常に特殊な検査については県工業試験場などを活用することで効率よくお客様の期待に応える体制を目指しています。