
GyroScan -ジャイロスキャン-

回転プローブから照射されるレーザーにより
円筒内面を画像化し、微細な欠陥を検出
最小スポット径 33μm
簡単な操作で、正確な検査を安定的に
製造現場を40年以上見続けてきた私たちが考える理想の検査機。
それは「簡単であること」「精密であること」「安定していること」が高い次元で融合しているものです。
どれが不足しても生産現場では生産の足をひっぱってしまいます。
現場の効率を最大化し、生産の品質を極限まであげるための検査機、それがジャイロスキャンです。
レーザースキャン方式
プローブを回転させながらレーザーを円筒内面に照射することで、微細な鋳巣や傷を検出し、OK/NGを判定します。
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ワークをセット -
プローブが回転しながら、ワーク内面を検査 -
検査後、プローブは元の位置へ -
表面の展開画像が表示され、OK/NGを判定
円筒内表面検査
円筒状のワークにプローブを挿入するだけで、円筒内面の欠陥を検査できます。
プローブが自動的に焦点距離を調整し、レーザーを発しながら回転するので、内部に欠陥があるかどうかを検出します。
再現性も高く、目視での検査を自動化することができるので、省力化や検査の正確性が向上します。
検査用途
自動車製品分野では、バルブボディ・マスターシリンダー・ピストン等の円筒内表面を自動検査できます。
その他の製品も同じように簡単かつ精密に安定して検査することができます。
鋳巣検査
- エンジンボア
- シリンダライナ
- マスターシリンダ
- バルブボディ
- ピストン etc…
異物混入検査
検査データトレーサビリティ
高精度
ジャイロスキャンは、検査対象ワーク表面の「色」ではなく「状態」で検査します。表面状態を最小スポット径33μmのレーザーを用いて点群を収集し、256諧調のデータに変換。対象部の円周方向や直進方向に線形成の比較演算を行い、異常部を検出します。そのため、ロット違い等による表面色合いの変化に影響されにくく、再現性の高い検査を実現します。
生産現場で使える、現場のための検査機
ジャイロスキャンは16000rpmという高速回転での検査を実現。従来機種と比べて半分以下の時間でスキャンが完了。同様のスキャン時間であれば、倍以上の高精細な検査が可能です。

※上記グラフはスキャン時間です。実際の検査はレーザプローブの昇降時間及び外部信号の応答時間がかかります。
可変焦点タイプのプローブ
ジャイロスキャンは可変焦点タイプのプローブを採用しています。常に焦点があった鮮明なデータを取得し、最小Φ0.05mmという微小欠陥を検出することができます。また、ひとつのワークに異なる直径の検査部分が存在しても、プローブを変更せずに検査が可能です。
※特許取得済〈特開2010-145283 表面検査装置の検査ヘッド〉
カメラ方式ではなくレーザー方式
情報を面で測定するカメラ方式と異なり、ジャイロスキャンのレーザー方式は、面で測定します。測定点ごとに、二次的な値ではなく、直接的なデータで256階調に分類するため、検査基準を明確にできます。その結果、比較演算が正確になり、再現性の向上や過剰検出の削減が可能です。また、キズや鋳巣を目立たせる光源が必須のカメラ方式と異なり、レーザー方式は光源が不要です。そのため、設置が容易で、環境にも影響されないため、再現性に優れています。

検査画面
検査画面では各種のアルゴリズムを組み合わせて、傷、鋳巣等を検出します。256階調の色調によって不良部を検出。その大きさや密集度から総合的に判断し、ワークの良/不良を判定します。同一のエリア内に複数の検査ロジックを併用することもできるため、さまざまなパターンを網羅した検査を行うことができます。

検査軸内蔵
ジャイロスキャンにはプローブを駆動させるアクチュエータが内蔵されています。ワークを定位置にセットするだけで検査することが可能です。そのため、搬送装置に組み込むことも容易です。あらかじめ駆動系と測定系を組み合わせているため、正確で再現性の高い検査を行うことができます。
設置スペック
主な仕様
- 検査項目
- 鋳巣、割れ、傷、切粉、異物、溝加工有無、面取り加工有無、加工うねり不良、加工幅(溝幅)測定 等
- 対象ワーク内径
- φ2mm~φ320mm
- 回転プローブ径
- 1.0mm、1.5mm、3.2mm、4.6mm、8.0mm、13.2mm、23.0mm
- 最大検査長さ
- 200mm(※1)
- 最小検出サイズ
- φ0.05mm 程度(※2)
- 最小画素分解能
- 25μm×25μm / pix(※3)
- ワーク位置決め精度
- ±0.1mm~±0.5mm(※4)
- 出力可能欠陥情報
- 欠陥の個数・面積・長さ・位置 等
- 外部入力信号
- 検査開始、緊急停止、警報リセット、品種情報 等
- 外部出力信号
- 検査準備完了、検査終了、OK判定、NG判定、検査装置異常 等
- 外部入出力端子
- D-sub25ピン、Ethernet接続による各種PLCとのデータ連携可
- 据付方向
- 全方向可
- 本体寸法及び重量
- 180mm×210mm×620mm 15kg
- 電源
- 単相 100V 50/60Hz 5A
- レーザークラス
- クラス2(※5)
- 備考
- 画像保存機能有り、自己診断機能有り
- ※1 対象ワーク内径によって異なります。詳しくは弊社担当者にお問い合わせください。
- ※2 検査面の状態によって異なります。高機能タイプでの検出能力です。
- ※3 ワーク内径、検査長によって異なります。詳しくは弊社担当者にお問い合わせください。
- ※4 ワークの内径及び要求精度によって異なります。詳しくは弊社担当者にお問い合わせください。
- ※5 特に防護措置を施す必要はありません。
ジャイロスキャンの構成
外形図
